本日のお弁当は「チキンピカタ弁当」

若かりし頃 私は2回イタリアへ行ったことがあります。
1度目はイタリア語を学んでいた友人とフリー旅行。
初イタリアでしたが 友人が先にイタリアへ行くという事で(←何でー!!!) なんと日本からイタリアまで1人で行くことになったのです。
しかも途中トランジットあり・・・・
イタリア語はおろか英語もままならない状況でしたが 成田空港からイタリアまでなんとか行くことができました。
1人は不安ですが 意外に1人の時って同じく1人旅の人に話しかけられたりして 誰かと行く旅行とはまた違う時間を味わえるものです。
今だったらちょっと出会った人たちとSNSで繋がったりして面白かったかなーって思います。
イタリアの空港で友人と無事会えた時は心底ホッとしましたが 彼女の第一声が「昨日スリに遭った」という言葉でした・・・・。
まさかのえ~っ!!!!でしたが 親切な現地の方にお世話になって ごはんもごちそうしてもらったという事で 現金は少しなくなったけど一応解決のまさかまさかの話しでした。
その後は10日ほど彼女と旅をして日本に無事に帰ってきました。
それが1度目のイタリアで 2回目はその数年後・・・・
友人がイタリアへ嫁ぎ(イタリア旅行をした友人とは別の友人)結婚式のためにイタリアへ。
なので2回目のイタリアは航空券だけ用意して(ちょっと奮発して日本航空の飛行機で行きました)イタリアへ行き プチホームステイのような感じで過ごさせてもらいました。
旅行とは違うイタリアの生活を少しだけ感じられた数日間。
しかも彼女の嫁いだ先は Pizzighettone(ピッツァゲットーネ)という ロンバルディア州クレモナにあるコムーネ(基礎自治体)でとても小さな町で 庭でバーベキューをしたり 地元のスーパーに行ったり 旅行よりも貴重で楽しい時間でした。
特に彼女の旦那さんのmamma(お母さん)が作ってくれた家庭料理を食べられたことや 毎朝入れてくれたエスプレッソを飲んだことは とてもとても貴重な経験でした。
その中でも特に印象深かったお料理が「ライスサラダ」というお料理だったのですが
お米とトマトやズッキーニなどのお野菜 缶詰のツナ ブラックオリーブなどを混ぜて
味付けは塩 オリーブオイル レモン汁などで味を整えたお料理で
私はこのお料理が一番好きでした。
日本に帰ってきてから作ってみたのですが・・・・なんか違う。
町の商店に売っていた缶詰(ツナとか色々入っていた)が一味違くなったのか
イタリアで食べたから味が違ったのか・・・・。
何度か挑戦しましたが あの美味しいライスサラダになることはありませんでした・・・・。
どちらも貴重なイタリアでの時間。
もうなかなか行ける事はないと思いますが 若い頃の行ける時間や体力 行動力って本当に大事だなーって思います。
そして本日のお弁当のピカタですが
そういえば2回の旅行中 どちらもピカタは食べたような食べていないような ピカタの記憶がありません(←お弁当メニューにしたのに・・)
※ピカタとは・・・・
薄切り肉などに小麦粉をまぶして溶き卵を絡め焼いたお料理になります。
起源はイタリア料理で 仔牛肉をレモン汁で味付けしたものが一般的です
日本では豚肉 鶏肉 魚介類 野菜など様々な食材で作られ 粉チーズを混ぜた炊きたまごで作るのが特徴のお料理になります。


本日は鶏もも肉を薄く小さめに切って 衣にチーズを混ぜて作りました。
今の時期だとズッキーニとかオクラとかお野菜も美味しいし イサキとかお魚で作っても美味しいですね。
ビールにも合う1品です。
夏のおかずにぜひオススメです。
本日もご覧いただきましてありがとうございました。
明日は九州佐賀県に参りまーす。