ここ数ヶ月 わたくしとってもザワザワした気持ちでした。
7月2日に「どこに住むかより~Part①」の記事を書いたのですが
その時に「終の棲家について考える出来事が最近あった」というお話しを書かせてもらいました。
先に申しておきますと 私たち夫婦はまだ終の棲家を考える年齢ではありません。
考えはじめて問題ないですが まだ選択肢はたくさんある年齢です(←40代)
都心で暮らしても
トカイナカで暮らしても
田舎で暮らしても
2人とも車の運転ができるので スーパーや病院が離れていても大丈夫です。
今は夫婦でお弁当の仕事をしていますが 例え移住することになって自営業ではなくなったとしても 夫は料理人なので仕事は比較的見つけやすいのかなーと思っています(特殊な専門職とか技術者さんなどはどこでもいいって訳にはいかないですよね)
理想は色々ありますが 現時点では移住計画も今の仕事を変える予定も全くありませんが
もし移住するとしたら
長野県 | 千葉県 |
山梨県 | 静岡県 |
この辺りが希望ですが 神奈川県って色々最高なので あまり出ようとは思わないのです。
さて前置きが長くなってしまいましたが 終の棲家について考える出来事とは・・・・
わが家の前に80歳代のご夫婦が住んでいます。
お2人ともお元気で お母さんはまだ現役で働ていたし デイサービスとか○○の宅食なども来ていなくて 買い物 食事 植木のお手入れなど何でもお2人でやっています。
お父さんは物静かな方ですが お母さんはとにかく元気で行動的。
今の時代にはあまりいないハッキリ正論を言い 頭の回転が速くて 誰に対しても平等に優しい方で 私たち夫婦も大好きなお2人でお世話になっています。
80歳代で自分の親世代より少し上の年齢の方なので 現実的には私たちの方が長生きではあると思うのですが お元気なお2人を見ていると まだまだご近所さんとしてのお付き合いは続くだろうし そんな事も考えた事がないくらい普通に日々が過ぎていきました。
ところが・・・・
今から数ヶ月ほど前 「家を売って引っ越すかもしれない」と突然言われたのです。
まさに晴天の霹靂 寝耳に水
とにかく驚きと驚きと驚き・・・・。
なぜ? いなくなったら寂しすぎる でも引っ越すかもしれないだし・・・・
それを言われた日から気持ちがざわざわとした日々になりました。
そもそもなぜ引っ越し計画が出てきたかというと 今のうちに家を整理して お子さんの近くで暮らすという事なのだそうです。
お子さんからの提案だったそうで その方が何かと安心だし やっぱり「スープが冷めない距離」くらいにいた方が良いですよね。
わが家も祖母が三宅島にいたのですが 行き来するのは船か飛行機で 年に1回くらいしか行けないし それはもう大変でした。
なので家族は陸続きで暮らすというのがわが家の決め事で 現在実家とはまさにスープが冷めない距離くらいでちょうど良いのです。
わが家の決め事はさておき
そういった理由から引っ越すかどうか・・という話しになっていったそうなのですが 50年近く住んでいた思い出の場所を出る事 長い時間をかけて作り上げてきたコミュニティから離れる事など 色々な思いや考えがあったそうですが 結局引っ越しをするという答えを出したという事になりました。
よく考えてみると 高齢の方がずっと住んできた家で暮らすのは 広すぎるとかメンテナンスが大変とか 若い頃に比べると状況が変わりますよね。
なのでお子さんと近いとか スーパーや病院が近いとか 年齢や家族構成によって状況が変わっていくものだなーって今回改めて思いました。
そして今回のように引っ越せる場所 変えられる環境がある場合は幸せなのではないかなーと思ったのです。
そんなこんなであっというまに数ヶ月が過ぎて 先週引っ越しをされてしまいました。
引っ越すにあたり持っていけない鉢植えの植物をたくさんわが家で引き取らせていただきました。

頂いた植物☻
次回「どこに住むかより~終の棲家というお話しPart③」に続きます。