「どこに住むかより~Part③」
先日お話した わが家の前にお住まいだった大好きなご夫婦のお話しの最終話になります。
引っ越しするかもっていうお話しを聞いて あっという間に数ヶ月が経ち ついに先週引っ越しをされてしましました。
今までこの先もずっとご近所さんだと思っていたので ゆっくりお茶したりする時間は取ってなかったのですが お母さんに「お茶したり 一緒にご飯食べたりすれば良かったわね~」って言われて 本当にそうだったなってその時になって改めて思いました。
でも近くにいるより 離れてしまった方が意外にそういう時間を取れるような気がするので お手紙を書いたり 今後も交流ができたら良いなーと思っています。
そして引っ越しまでの貴重な数ヶ月を近くで見させていただくことが出来て 私たちも色々な事を考えたりしました。
老若男女とにかく引っ越しは大変です(←わが家も何度か経験しています)
自分で動けるうちに動くべき!!
もし比較的早い段階で終の棲家を決めることが出来たら 荷物を最小限にしてなるべく若いうちに動きたいと思いました。
ただよく夫とも話していますが 人って半年後とか1年後とか自分が想像もしていなかった生活をしている事になるかもしれません。
何かのご縁で県外に移住したり 海外に住んでいるかもしれないし・・・・。
今回のお引っ越しも ご本人たちも想像していなかったことだったようで 本当に何が起きるか分からないのです。
なので予想して動く事はなかなかできないけど 色々なシュミレーションを楽しみながらしていくと良いのかなって思っています。
前回も書きましたが わが家も色々理想はありますが それはあくまでも理想であって結局一番大切な事はどこで暮らすかよりも誰と一緒に暮らすかという事だと思います。
お引っ越しされてしまったお2人も住み慣れた場所を離れて 新しい環境で暮らす決断をしたことは 誰と暮らすか(お子さんが近くにいる)を大切にされたのかなーって私は思いました。
私も夫との今の暮らしを大切にしたいと思っています。
しかし・・・・お2人が引っ越してしまって10日ほど経ちましたが 家に明かりが灯らなくなることは本当に寂しい事です。
お母さんの元気な声が聞こえないのも寂しいし いなくなってからご近所のおばさまたちの井戸端会議コミュニティが全くなくなってしまったように思い お母さんを中心にこのコミュニティがあったのだなーって改めて思いました。
誰かがいなくなるだけでこんなに変わってしまうんだなーって思うくらい貴重な存在だったなと思ったし ご近所さんとして長年暮らせてとっても幸せでした。
引っ越しの前夜に頂いたお菓子。

お世話になったのは私たちの方だったのに 最後まできちんとされていて見習うべき方だなーと思いました。
終の棲家を考えるお話しはこれで最後になります。
Part③までお付き合いいただきましてありがとうございました。